例①：年中児 男の子
幼稚園ではいい子なのに、自宅で頻繁にかんしゃくを起こすようになった。
普段通りに生活しているつもりなのに、どうして？

年中児の男の子の環境の変化というと、
転園や下の子の出産など大きなイベントをイメージしますが、
子どもにとっては運動会の練習が始まった・大好きな遊びが流行らなくなった‥など、
些細な変化でも気持ちが大きく崩れてしまうことがあります。
そういった場合は、いつも幼稚園で頑張っているお子さまの気持ちを受け止めると同時に、
幼稚園の先生とのコミュニケーションを増やしてご家庭でのお子さまの様子を共有することをお勧めしています。
担任の先生に相談してみると、「実は、運動会の練習で‥」など、ヒントとなるお話が聞けるかもしれません。

例②：年長児 女児
もうすぐ5歳なのに、サ行の発音がハッキリしない。

子どもには、発音がしやすい音と難しい音があります。
特に「サ行」は難しく、6～7歳になってから
しっかりと発音ができるようになるお子さまもいます。
現時点で気になる発音が「サ行」だけの場合はもう少し様子をみても良いと思いますが、
他にも不明瞭な音がある場合は一度言語聴覚士による検査を受けてみることをお勧めします。